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ワイン×メモ: ボジョレー・ヌーヴォー、ヴィエイユ・ヴィーニュ / タイユヴァン

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ワインについて特に詳しいわけでもありません。とりたてて味について何か目新しいことが言えるわけでもありません。だからこれは飲んだワインについてのメモ、ワイン×メモです。

収穫から始まるワインの一年はとにもかくにもヌーヴォーから始まる、というわけで当たり障りのないボジョレー・ヌーヴォーを選びました。

エノテカでは毎年定番人気になっているボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー、ヴィエイユ・ヴィーニュ「タイユヴァン」。ウェブページの記載はこちら:

樹齢60年の古樹から造られる コクがありしっとりとした上品な味わい。

1946年にパリにオープンしたレストラン“タイユヴァン”。1973年から33年間三つ星を守り続け、パリで最も予約の難しいレストランの1つとしても有名です。

つまりはタイユヴァンのセレクトしたワイン銘柄というわけで…正確な生産者がだれかわからないですね…(笑)。どこにあるんだろう、その60年の古樹とやらは。地図に載せようと思ったのですが。

こちらのワイン、日本向けのものらしく、海外のデータベースなどには出てきません。ボトルの写真をみても、ちゃんと Distribue par les caves Taillevent a Paris って書いてありますね。というわけでせめてタイユヴァンの場所を地図に入れておきましょう。 さて、「◯年に一度」などともてはやされて、それがまたネタになってしまうボジョレー・ヌーヴォーですが、今年はどうなのか。

一言で言うと、色が濃く、例年より味がしっかりしたボジョレーです。

春先の気温が平年以下だったので心配でしたが、ぶどうの成熟に重要な夏と秋は天候に恵まれました。果皮が厚く、エキスがぎゅっと詰まったぶどうが収穫できたおかげで、イキイキとしたフレッシュなボジョレーに飲み応えが加わっています。

ボジョレー・ヌーボー「◯年に一度のデキ」が何度も言われる理由 ソムリエに聞く

一概にはいえないのでしょうけれども、たしかにここ3年ほどのうちではいちばんしっかりした味だった気がします。新種はもとより酸味が強いのですが、ちゃんと味がそれにまけていない。

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となるとこういう遊びもできるわけで、夕飯の串かつにあわせてみるとこれがぴったり。油物の味の邪魔をしないし、ソースにつけてもおいしい。いまからでも間に合います。串カツ屋はボジョレー祭りをすべしですよ。

とまあ、こういう肩肘張らない感じで週に一度を目安にメモしていくつもりです!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。

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