どら焼き日本一の「丸京庵」で絶品あげどらを食す:鳥取ブロガーツアーその7 #tottorip
鳥取ブロガーツアー、2日目最後の立ち寄り場所は米子市内の「丸京庵」、どら焼き生産量日本一の丸京製菓の店舗です。
到着したブロガーたちの目を一瞬で奪ったのがこの「どら焼き神社」の存在です。ツッコミを受けるために存在しているようですが、大まじめに作ってあります。
狛犬ならぬ、狛どらです。ちゃんと「阿」「吽」で左右別々に作ってあるのだそうで。
参拝方法は、銅鑼をならし、「幸せ = 4あわせ」にちなんで四礼四拍一礼だそうですが、ご神体はなんなのでしょう…。やはりどら焼きなのでしょうか。## 銅鑼とどら焼き
そもそも「ドラえもん」の存在のおかげでうかつにも「どら焼き」とはそもそも何なのかちゃんと調べたことがなかったのですが、やはり銅鑼でよいのだそうです。
どら焼きの名は一般に、形が打楽器の銅鑼(どら)に似ることからついたという説が有力である。しかし、異説として次のようなものもある。
曰く、武蔵坊弁慶が手傷を負った際、民家にて治療を受けた。そのお礼に小麦粉を水で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼に引き、丸く焼いた生地であんこを包み、振舞ったことが起源という。
この他にも様々な異説俗説があり、現在どれが正解かは一概に言えない状況にある。ただ、いずれの説にしても、銅鑼に関係している物が多いようである。
リンク:どら焼き(Wikipedia)
武蔵坊弁慶が創作料理研究家だった…というのはほとんど冗談だとしても、人が源にさかのぼって何かを説明するときに生み出す言葉って本当に面白いし、示唆に富んでいます。
関西では文明堂から「三笠山」という商品名で売りだされていたことから「三笠」「三笠焼き」と呼ばれるという話も、いや三笠山に似ているから付けられた名前で商品名はあととか諸説。これもまた、人気が出たものの起源をあとで遡るときの「初期値問題」ですね。
丸京庵のどらやき
というわけで訪問した丸京庵ですが、どら焼きだけでなく、さまざまな和菓子を売っています。
こちらは鳥取知事の平井伸治氏にちなんだしんちゃんどら焼きだそうです。そうか、どら焼きというのは、その表面がキャンバスになるというのが珍しくも、グッズ化しやすいお菓子なんですね。
なかでも今回、最も驚いたのがこちら、「あげどら」です。天ぷらのように軽く揚げてあるどらやきなのですが、あげたてが実に美味しい!
あげパンよりも軽い食感ですが、ちゃんと餡が入っていますので食べごたえのある、あげどら。
こればかりはできたてを食べるのが一番美味しそうですが、これを関東で食べたい場合は[「丸京庵茶房店」の中延本店](http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131712/13120955/dtlrvwlst/4175306/)や武蔵新田店に行けばよいのだそうです。これは本当におすすめ。
どら焼き日本一の米子
今回訪問した丸京製菓は単一工場でのどら焼きの生産量が日本一なのだそうです。それもあって、「どら焼きを米子市の名物に」ということで様々な取り組みをしているそうです。
「どら焼きの日」の制定もその一つだそうです。冒頭の四礼四拍の「4」が「しあわせ」にちなんだように、どら焼きを食べると「しあわせ」だからというのは…う、うむ…それ、アンパンの日とかぶっているのは戦略的にいいのでしょうか(笑)。
ともかく、このどら焼きクッションは幸せな寝心地でした。家に一個所望したくなりました。
というわけで鳥取ブロガーツアー2日目はここまでかとおもいきや、まだまだ続くのでした。