リンゴは産地から直接買うのがおすすめ!会津高原南農園で好みのリンゴを探す #福島美味 #会津下郷
南会津には果樹園も数多くあります。そのうちの一つ、会津高原南農園にご案内いただきました。
こちらも看板一つ無い小路を進んで、集落の一角に隠れるようにして広がっている農園です。しかしそれでもここの果物のうわさを聞きつけて、客が都会からやってくるのだそうです。
小路を通り抜けて視界が広がると、そこには一面の果樹園が広がっています。
先ほどの阿久津農園もそうですが、ここまでするには土地をならし、果樹のための土作りをして、樹木が育ち、接ぎ木でさらにバリエーションを増やしてと、何十年もの努力が必要だったそうです。
しかも最近では山からサルがやってきて果物を食い荒らす猿害がひどくなっているのと、鳥害も多いため、常に監視し、手入れをしなければいけません。
鳥を追い払うために繰り返し鳴っている、電子防鳥機がこちら。農園のご主人、星さんのお話をきいているとタイミングよく邪魔してくれるのでご主人も「うるさいなあ(笑)」と苦笑い。
また、一定間隔でガスによる「バーン」という空気銃の音が響き渡り、害獣を寄せ付けないようになっています。
こちらの農園ではさまざまな品種のリンゴが栽培されています。「趣味のようなものですよ」とご主人が謙遜されるように、ここでは大量生産というよりも、さまざまな味の果物がありました。
青森でよく栽培される「つがる」、「ふじ」と「こうぎょく」の交配でうまれた蜜の多い「ひめかみ」、「ふじ」と「陸奥」の交配種である「北斗」など、収穫時期も甘みも酸味も違う品種がさまざまにありました。
どちらかというと酸味のつよいリンゴが好きだというと、ご主人が案内しておすすめを教えてくれました。
リンゴだけでなく、梨、プルーム、くるみなども。
こちらの農園に限りませんが、最近は一番おいしいリンゴや果物は、自分が気に入った生産者を探しだして、直接購入するのが一番満足度が高いなと思っています。
我が家ではこの季節にとある農園からリンゴを買ってゆっくりと楽しむのですが、年々売り切れるのが早くなっていて競争状態です。
会津高原南農園はさらに一つ一つの品種の出荷量が少ないのでたいへんな競争になりそうですが、これからの季節ウェブサイトをチェックしているとよいかもしれません。
さて、農園と果樹園を経て、次は昼ごはんに食べたそばを作っているそば畑を見に行きます。地元の人が「日本一」と自慢するそば畑とは?