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カナダで買うSIMカード。データ無制限のWindをつかってみる #アルバータ秋旅 #カナダ

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バンクーバー空港からシティーセンターにでた私とネタフルのコグレマサトさん(@kogure)は、まずiPhoneで使うことのできるSIMカードを探すことにしました。

海外用のモバイルルーターももっていたのですが、せっかくSIMロックフリーのiPhoneを持っているので、使い捨てのSIMの購入も体験してみたかったのです。## データ無制限の Wind mobile

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そこで今回利用したのが音声通話と、無制限のデータ通信を含む Wind というキャリアです。データ無制限の場合、一ヶ月で$35+税金で$39くらいになります。

セブンイレブンにも、独自のSIMが売っていたりするのですが、そこで聞いたときには1GBの制限つきで$30ほどでしたので、それに比べるとお得です(ただ、後述するように落し穴も)。

WindはiPhone上での表示は3Gになるのですが、通信速度自体は4Gが出ているとのことです。体感スピードとしては下りはほぼ問題なく、のぼりがちょっと遅めという印象です。

バンクーバーの街、VIA鉄道沿線の街などでは時折電波が入る一方で、カナディアン・ロッキーでは不通の場所が多くなります(これはどこのキャリアも同じですが)。そしてエドモントンはほぼカバーされています。

SIMカードを購入する際の英語

さて、SIMカードの購入なんて日本でもあまりやりませんので、海外では戸惑う人が多いと思います。とりあえず店員のかたにどんな質問の仕方をすればいいのかまとめておきましょう。

  • I’m looking for SIM cards I can use for my unlocked iPhone. 「SIMロックフリーのiPhoneで使えるSIMカードを探しているんだ」

  • All I need is a data plan for the week that I am stating in Alberta. 「アルバータに滞在中の一週間、データプランを使えればいい」

  • Is the contract going to expire after this month? Or do I have to terminate my contract? 「使用し終わったら、今月で契約は終わり?それとも自動更新を自分でとめないといけない?

今回うかがったキャリア Wind の店員さんは次のような英語でやりとりをしまsしたので、こちらも参考にして下さい。

  • The plan includes voice call and unlimited data. 「プランは音声通話と制限なしのデータ通信を含みます」

  • This basically works like a pre-paid card. So there is no need to terminate. 「プリペイドカードのようなものだから契約を解消する必要はありません」

  • Can you bring up the system preference and open carrier configuration? 「システム環境設定を開いて、キャリア情報を呼び出してもらえますか?」

特に最後の質問は、日本語の OS だと彼らはシステム環境設定を読めないので覚えておくとよいでしょう。

山間部で Wind Away と表示される場合

バンクーバーやエドモントンのような都市部ではほどよくカバーされている Wind ですが、ジャスパー国立公園やバンフでは Wind Away と表示され、Wind そのもののアンテナではなく、提携している別会社のネットワークを介して接続するようになります。

先ほどの契約の場合、デフォルトではこのサービスがオンにはなっていません。そこでもし Wind Away でもデータ通信などを行いたい場合には Wind のサイトからログインして設定する必要があります。

Wind message

SIM をさして契約が成立した時点で、このようなメッセージが届いているはずですので、この電話番号と PIN を利用して Wind のサイトに接続します。

Wind

アカウント情報を表示するとこのように、使用できる金額のバランスと、“Manage Features” などのボタンが表示されます。通常は左のバランスは最初 $0 になっているはずです。ここで “Manage Features” をクリックして進みます。

Wind1

するとこのように追加機能の管理する画面になります。一番右の “AWAY and US Roaming - Data” の “Enable this Feature” をクリックします。

ただし、AWAY の機能は従量課金になりますので注意が必要です。通話は 15セント/分、カナダ・USのSMSメッセージは1件5セント、それ以外は1件25セント、そして肝心のデータ通信は5セント/MBになります。

バランスが $0 になっていると AWAY を利用できませんので、先ほどのアカウントの画面から “Top up” をクリックして、お金を必要に応じてチャージしておきます。“Top up” というのは「満タン」という意味で、転じて金額をチャージしておくことを意味する言葉です。

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チャージにはクレジットカードを利用することもできますが、不安がある場合にはコンビニやドラッグストアにならんでいるこうしたプリペイドカードを購入して、コードを入力することでチャージすることもできます。

店のひとに “I’m looking for a top-up card for the Wind carrier” と聞けば、場所を教えてくれるはずです。

さてさて、これで旅先の通信は安心、ということで疲れてきましたので、ちょっとお茶にすることにしました。

Tim Hortons でお茶してから夕食

過去に2度アルバータに来ているコグレさんに教えていただいたのが、カナダではスターバックス・コーヒーよりも有名な Tim Hortons です。そういえば以前モントリオールに行ったときに行列ができているのをみたような気が…!

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空港でもまちなかでも、この赤字の筆記体の店をみたら、そこは Tim Hortons、コーヒーとドーナツの店です。

なんでもカナダにおいてはマクドナルドよりも店舗数が多く、大変な人気があるために Tim Hortons の登場によって:

  • カナダの独立系のドーナツ店は、事実上ほぼ消滅

  • カナダの一人当たりドーナツ店舗数は他の諸国を遥かに凌駕する

のだそうです(出典、Wikipedia)。どんだけドーナツが好きなんだカナダの人!

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ブラックのコーヒーや、ホットチョコレートにも興味があったのですが、ここは Tim Hortons ならではのフレンチバニラ & イングリッシュトフィーのラテを注文してみました。

バニラエッセンスの香りにトフィーの甘みといえばわかると思いますが、とにかく甘い!糖分の足りなくなっていた頭にガツンとチャージされます。

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そして定番ドーナツのチョコレート・ディップ。満足、満足です。

VIA鉄道駅に行く前に腹ごしらえ

ドーナツを食べたところではありますが、VIA鉄道駅の周辺は公園になっていることもあってレストランを探しにくいときいていましたので、乗換駅である Granville 駅のすぐそばにあるグリルでハンバーガーを注文しました。

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焼き目がたっぷりとついたチキンバーガーとチップス、そしてビール。これは北米にきたら定番ですね。いつも困ったらバーガーを頼んでいる気がします。

というわけ次回はいよいよアルバータへの旅の始まり、VIA鉄道の駅である Pacific Central 駅に向かいます。

今回のアルバータ州訪問レポートについて

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アルバータ州観光公社の依頼を受けたネタフルのコグレマサトさん(@kogure)のお誘いで参加しています。アルバータ州観光公社には渡航費、宿泊、現地での案内をお世話していただいています。記事の内容はすべて私(@mehori)の見たまま、感じたままに書かせていただいています。Thank you Alberta!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。

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