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立ち寄り場所として最適なサンワプタの滝

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アタバスカの滝からそれほど遠くない場所にもう一つ存在する滝壺がこのサンワプタの滝です。やはり道路からは滝があるなんて気づきませんので、看板を良くみていましょう。

サンワプタ(“Sunwapta”)という言葉は、この地域にいた通称ストーニー・インディアン、正式にはナコダ族の言葉で、「荒ぶる水」を意味していて、この滝をもつ川が氷河から流れてくるワンサプタ川という名前がついています。

アタバスカの滝とはまた違った豪快さがありますので、立ち寄る価値があります。

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サンワプタの滝は高いところから見下ろしてから、すぐ横に道があるのでそこまで行けるのが魅力です。広がった川が滝のところでぎゅっと収束して落下してゆくところが見ごたえあります。

この名前をつけたインディアンたちがなぜ「ストーニー」と呼ばれるのかも調べてみると面白く、彼らが革製の器に焼けた石を入れて汁物を温めて食べているのを見た白人がつけた通称なのだそうです。この寒い地域を生き抜いてきた人々の知恵なのですね。

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サンワプタの滝の落差は18.5m、まんなかに滝のなかに取り残された岩塊があって水を切り裂いているところが見えます。

一番近づいた場所から撮影した動画もスローモーションでつけておきましょう。この日は特に水が多くて、近くにいると全身がしっとりと濡れてきました。

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サンワプタの滝の入り口には、比較的大きなみやげもの屋があります。アイスフィールド・パークウェイの北、ジャスパー側ではここが買い物に最適かもしれません。

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入ってみると大きなパネルに投影された動く熊の映像が。やけにリアルなのでびっくりします。ここでは工芸品、置物類、Tシャツなどの衣類のほか、軽食や飲み物も手に入れることができます。

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北から南へと向かう私たちにとっては、このあたりでジャスパーの、森のイメージをもった道のりは終わり、ここからは山がぐっと近づいてきます。

アイスフィールド・パークウェイの花形、氷河地帯がやってくるのです。

今回のアルバータ州訪問レポートについて

Banner アルバータ州観光公社の依頼を受けたネタフルのコグレマサトさん(@kogure)のお誘いで参加しています。アルバータ州観光公社には渡航費、宿泊、現地での案内をお世話していただいています。記事の内容はすべて私(@mehori)の見たまま、感じたままに書かせていただいています。Thank you Alberta!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。

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