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檜原村探訪03: アクセスがよく四季を楽しめる払沢(ほっさわ)の滝 #tokyo島旅山旅

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檜原村には数多くの滝があります。村全体が尾根と谷間に沿って存在していますのでそこら中に沢が流れていますし、急峻な斜面にはいたるところに滝があるのです。

見応えがある滝に絞り込んでも回りきれないほどあるのですが、なかでも有名なのがこちら、払沢(ほっさわ)の滝です。僧侶のもっている払子(ほっす)に似ていることから払子の滝とも呼ばれていたこの滝は、檜原村の中心部にある駐車場から歩いて楽にアクセスできます。

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檜原村は中央をつらぬく尾根の両側に道がある二又にわかれた形をしているのですが、この根本の部分が本宿(もとしゅく)地区といって、村役場などのある中心部となっっています。払沢の滝はこの中心地区のほど近くにあります。

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滝というと、辿り着くまでに谷底まで降りていったり、山道を歩かないといけない場所もありますが、ここはほぼ平坦で、よく整備された道で15分ほど歩くだけというのが、子供連れの家族などにおすすめなポイントです。

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滝までの道のりの途中でみかけるのがこちらのかわいい建物。木細工の土産物店「森のささやき」です。

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店全体が木のおもちゃから日用品、置物などでいっぱいになっています。写真フレームなどは、木のものを選ぶと本当にいい感じですよね。

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なかでも話の種になりそうだったのがこちら、木のはがきです。普通に切手を貼って投函すれば郵便物として配送されますので、知り合いを驚かせるのに使いたいアイテムです。

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こちらの建物、どこか時代にそぐわず、森のなかにまるで幻か何かのように建っているなと思ったら、実は昭和四年建設の旧檜原村郵便局を移築したものなのだそうです。それでも外装の塗装や補修が丁寧なので、タイムスリップしたような感覚があります。滝に行く際は、ぜひ寄ってみてください。

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「森のささやき」からもうしばらく進むと、払沢の滝がみえてきました。滝壺のすぐそばまで近づくことができますので、歩み寄るにつれて迫力が増してきます。

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この日は台風のあとということもあって滝の水も勢いがありました。本来は四段になっている落差60mの滝なのですが、いくつか落差をすっ飛ばしているようにみえます。

Masatake Horiさん(@mehori)が投稿した動画 - 2015 9月 15 6:57午後 PDT

滝壺で水煙が広がるさまを肌で感じ取れます。

払沢の滝はもちろん夏の時期にゆくのも涼しくてよいのですが、春の新緑、秋の紅葉の季節も色のコントラストが美しそうだと思いました。また冬には、時として全結氷することがあることでも知られています。近年はなかなかすべてが凍ることはないそうですが、雪の滝の姿もまた素晴らしいのでしょうね。

その年の結氷の様子はウェブページから確認することができますし、「いつ滝が結氷するか?」を当てる氷瀑クイズも例年行われているそうですので冬の情報にも注目してみてください。

さて、次は本宿の有名なとうふ店、「檜原とうふ ちとせ屋」について記事にしたいと思います。

「tokyo reporter 島旅&山旅」について

東京都の観光PR事業の招待で、東京都檜原村の取材をしています。tokyo reporter島旅&山旅についてはこちらのサイトを御覧ください。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。

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