檜原村探訪08: 九頭龍神社と、行けなかった九頭竜の滝 #tokyo島旅山旅
「蛇の湯温泉 たから荘」で一夜を明かしたあと、二日目の行動に移る前に近くの九頭龍神社に徒歩で向かいました。すでに都指定の祭りや獅子舞は終わったあとだったのですが、その舞台となる場所と、近くにある九頭竜の滝を見たいとおもったからです。しかしこれが、なかなかうまくはいきませんでした。
こちらが九頭龍神社の境内。きっと祭りの日にはたいへんな賑わいをみせるのでしょうけれども、この日はひっそりとしていました。さて、檜原村に数多くある滝の中でもよく名前が出てくる九頭竜の滝はこの近くです。
しかし、地図をたよりに何度も往復しても、滝らしきものがなかなか見当たりません。
なんとか街道から林を覗き込むと小さな滝らしきものがみえるのですが、これかなあ…。半信半疑で、この日は写真だけをとって次の目的地に急ぎました。
真実がわかったのはその後、九頭龍神社のホームページにアクセスした時です。かなり離れた場所にアクセスのルートがあったと知りました。
九頭龍神社から数百メートル奥多摩側に歩いて、九頭竜の橋を渡ります。するとその向こう側に、渓流に降りてゆく道があるのだそうです。
これがGoogleマップのストリートビューでみたようす。ここだったのかあ! ここから渓流におりてゆくと、先ほどの沢の下に滝がみえるのだそうです。
九頭龍神社の社務所は「古民家の宿 山城」にありますので、駐車をして行きたい人、案内を知りたい人はそちらに向かえばよいとのこと。そういえば宿の人にきいたさい、「社務所に寄ってくださいね」と言われていたのはこういうことだったのか…。
このように、そこにあるとわかっていても高低差があるために辿りつけない場所もあるのが、こうした山間の場所らしいところです。しかし九頭竜神社からもうちょっと案内があってもよかったなかとは思います。
檜原村にはこうした滝がさまざまな場所にあり、それぞれにアクセス方法が違います。たとえばこちらは茅倉の滝。近くにちょうど道がふくらんで停車しやすい場所があるので、たまたま停まって写真におさめることができました。
こちらこちらで味わい深い滝です。こうした滝のアクセス方法だけでも、どこかのページにまとめてあるとよいのかもしれませんね。
というわけで気を取り直して、次は名所のひとつ、神戸岩(かのといわ)に向かいます。
「tokyo reporter 島旅&山旅」について
東京都の観光PR事業の招待で、東京都檜原村の取材をしています。tokyo reporter島旅&山旅についてはこちらのサイトを御覧ください。
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