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檜原村探訪12: 地元野菜の本格イタリアンの店「ヴィッラ・デルピーノ」#tokyo島旅山旅

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さて、連続で紹介してきた檜原村の旅もそろそろ終わりです。でも最後に、ここで食事をしたいと思ったときに立ち寄りたい場所を紹介しておきます。以外に街道沿いには店が少ないんですね。そば屋はシーズン中以外はしまっていて「バーベキュー場の手伝いにいっています」という看板に蜘蛛の巣がはって斜めになっているところもあったくらいです。

しかし払沢の滝のすぐ近くに、意外な出会いがありました。地元野菜をつかった本格イタリアンの店、「ヴィッラ・デルピーノ」です。

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手作りで温かい感じの店内。檜原村の簡単な地図がありますので、訪問したひとはこのあたりのことを地図を使って質問してみてもいいかもしれません。

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店は少しだけ高台にありますので、緑あふれる眺望を見渡せます。「食べるところがないなあ」と思っていたところでこれですから嬉しくなります。

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地元の野菜をつかったメニュー。もちろん舞茸を選びます。舞茸こそは正義!

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この日のアンティパストは五日市ナスのピザ。ナスの甘みにオリーブの塩味とチーズが最高です。地元の人がちょうどお食事をしていたのですが、「このへんでこういう料理食べられて嬉しいですよ僕らは」とお話になっていて、心のなかでしきりに首を縦に振りました。

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ひのはら舞茸と鶏肉の香味野菜煮込みのパスタです。食べるほどに舞茸の旨味がパスタにからんでこれも嬉しい限り。舞茸もふんだんに使っていて大満足です。ああ、幸せ。

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というわけで、エスプレッソもいただいてそろそろ帰り支度です。たった一日程度だったのですが、楽しかった。

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店をでて奥多摩のほうを振り返ると、もう目が慣れてしまった深くて濃い緑が広がっています。谷また谷の先には、ここからは小さくしかみえない、しかしきっとかなりの規模の滝が糸を引いているのが見えます。どうみても、登山しなければいけない、山奥にある場所です。

近くで測量をしていた人に聞いてみても、その人は首を振りました。滝の名前ですか、わかりません。私はここのものではないので。調べましょうか。

いいえ、けっこうです。また来ますので。そう言って、私は檜原村をあとにしました。

「tokyo reporter 島旅&山旅」について

東京都の観光PR事業の招待で、東京都檜原村の取材をしています。tokyo reporter島旅&山旅についてはこちらのサイトを御覧ください。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。

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