熊本ラーメン「こむらさき」で食べたいなら新横浜ラーメン博物館が近い
こんな仕打ちってあるでしょうか。
うららかな春の日に職場で仕事をしていると、熊本を旅行中のオジ旅のみなさんから次々に美味しそうなラーメンの写真がFacebookに投稿され始めます。これがまた美味しそうなんですね。
常に知り合いとつながっているという時代も考えものです。ちょうどお腹の空いてきたころにリアルタイムで食べているところを実況されるのですから。
「こむらさき本店」さっぱりしてて美味しい熊本ラーメンを食す! | オジ旅
しかし検索してみると、「こむらさき」は熊本に本店ともう一店舗、そして横浜ラーメン博物館に一つの三店舗なのですね。
ちょうど一週間かけて整備してきた仕事が一段落したところでしたので、心が揺らぎます。行くか、行かざるか。
もちろん、こういう時は行っておくのが正解でしょう。
というわけで新横浜から歩いて5分ほどの新横浜ラーメン博物館にやってきました。大学の先輩が通いつめていたので知ってはいたのですが、来るのは初めてです。
コンセプトとしてはありし日の昭和っぽいなにかを再現していて、時代がかった看板、薄暗い白熱球、埃とヤニで黒くなった券売機、大声を張り上げる紙芝居屋さんと、カオスな空間。嫌いじゃありませんこういうの。
博物館ということですから、全国のラーメン店が展開してます。
ありました。オジ旅のみなさんが定番を紹介しているみたいですので味噌を注文。
ここまでお腹を空かせてきた甲斐があるというものです。
スープには豚骨に鶏ガラを使うが、豚頭骨のみでスープを取る店も少なくない。また、スープにチップ状にした揚げにんにくやマー油(にんにくを揚げた油)、フライドガーリックなどを入れるのも特徴である。
このため、豚骨のアクが強い博多ラーメンなどに比べマイルドな味わいとなっている[1]。ルーツである久留米ラーメン・玉名ラーメンとの最大の違いは、スープを当日に使い切り、継ぎ足しが無い点にあるという。これによりいわゆる「トンコツ臭」を抑えている。
店によっても注文によっても違うのでしょうけど、豚骨らしさを前面に出すのではなくて抑えているというのは独自色として面白いですね。
味噌ラーメンも見た目とは違って濃くなりすぎる手前で、味を楽しめる感じでした。
というわけでごちそうさまです。たまには衝動に従うのもいいですね。いつか熊本の本店にも行ってみることにしましょう。