[PR] 常石グループの迫力の貨物船「カムサマックス」をレゴで再現する
Wonder2とFabCafeの合同イベント「ワンファブ・フェス2017」では、メインスポンサーの常石グループの主力船「カムサマックスバルカー」(KAMSARMAX BULK CARRIER)の巨大なレゴ模型も展示されていました。
その場で制作できる、小型のカムサマックスレゴキットのワークショップもありましたので、子供たちの名前で申し込んでみました。
もともと船の大きさを表す言葉として「パナマ運河を通ることができる限界」という意味で「パナマックス」という用語があるのですが、カムサマックスはギニア共和国のカムサ湾に入港できる最大の船の長さから名づけられています。
これ以外にも「瀬戸内マックス」「ダンケルクマックス」という用語もあり、ボクシングでいうフライ級、ヘビー級などといった言葉と同様に、船の規模を表すと同時に、その船自身の名前でもあるわけですね。
レゴれご団が情熱を傾けて制作したこちらのカムサマックスの模型。さすがのスケールに圧倒されます。
ブリッジはちゃんと両翼があって見張りもついています。そうそう、船にのると、ここに立って舳先の先を眺めたくなるんですよね。舳先がはるか遠くにあるこうした貨物船ではこのあたりの構造が特に重要になるのです。
カムサマックスは「バルク・キャリアー」いわゆる「ばら積み貨物船」です。つまり、梱包された荷物やコンテナを積むのではなく、鉱石や、穀物や、セメントなどといった物資をこの複数にわかれた船倉にそのままいれて運ぶという特徴をもっています。
このハッチの横の長さは船幅の45-60%、合わせた縦の長さは60%ほどにもなるのですが、よく考えるとこの長さの鋼鉄のかたまりが、波にゆれて、しなりながらも、安全に構造を保つにはこのハッチの強度、船体の重さといったバランスが船を作る側の腕の見せどころです。
ばら積み貨物船の造船は日本が世界でトップだそうですが、このカムサマックスはそのなかでも業界のスタンダードとして2015年時点で200隻以上が建造されているのだそうです。
全長229m、43400トンの塊が200以上! 山を作って船に送り出しているくらいに途方もない事業です。あまりに数字が大きすぎてリアリティが薄れてきます。
背後からはこのように。スクリュー部分も、後部のAフレームクレーンも含めて、こだわりまくったつくりです。制作した皆さん、本当にお疲れ様でした。
子供向けのカムサマックス製作体験!
ワンファブフェスでは、予約した人向けにレゴで小型のカムサマックスを作るワークショップも開催されていました。ちょうどよい難易度でしたので、うちのふたりの子供が挑戦です。
パーツの数は111個。しっかり6つの船倉のハッチとヘリポートまで再現しています。この小ささでここまで再現するのは、うなります。
キット化しているピースをとりだして、説明書に従って一つ一つ組んでいきます。
感心するのは、細かい部分をそれらしく見せるために、簡単にすませてもよさそうなディテールがいくつものピースに分割していたりするところです。
創作レゴというのはこうしてつくるんですね。
というわけで、途中の経過は私も熱中してしまったので撮影するのを忘れていたのですが、なんとか完成です。
船倉のハッチはちゃんと二つにわかれて開閉の方向を再現していますし、ヘリポートもリアルに色を再現していますし、舳先のマストに至ってはピースの隙間に挟まって固定できるようになっています。細かい!
模型ができたら、用意してあるレゴプールで自由に制作を楽しめます。この日は海をテーマにコンテストも行われていましたので、私たちもカムサマックスが停泊している港をイメージしてレゴ遊びを楽しみました。
なんのピースかわかりませんが、かっこいい腕がたくさんありましたので、ばら積みの荷物をいれている様子を再現してみます。赤いクレーンにはなぜか目玉も。
「果物もばら積みしてもいいのかな?」ということで、それなら港にバナナの木があれば直接もいで積み込めばいいねということに。どれだけ大きなバナナなのだろう…。
というわけで、カムサマックスの母港を簡単につくれました。やはりピースがたくさんあるとレゴは楽しいですね。堪能しました!
というわけで、今回のワンファブフェスは、電気自動車とレゴを楽しんで、子どもたちも大満足で帰ることができました。
主催された野間さん(@noma)ほか、スタッフのみなさん、ありがとうございました!常石グループさまも、カムサマックスをありがとうございます!
また来年、開催されるのを待っています。
記事広告について
本記事は「ワンファブフェス」より依頼を受け、参加の上で執筆をしています。ツネイシグループは、ワンファブフェスのメインスポンサーです。