ブルーバックス「理系のためのクラウド知的生産術」増刷3刷!
もともとは Lifehacking.jp のほうで告知していたのですが、そろそろ知的生産・知的生活の話題はこちらのブログに移動していますので、こちらで。
理系研究者を念頭に、メール処理から開放される、論文管理から開放される、論文をどこでも書く、の3つをテーマに執筆した「理系のためのクラウド知的生産術」ががロングセラーとなっていてこのほど増刷3刷となりました。多少古くなってきた部分もあるのに、買ってくださったかた、ありがとうございます。
本書はできるかぎりクラウドサービスを使うことによって研究の作業における機会損失をなくし、雑用は手早くすませ、本質的な作業に時間をつかうためのノウハウについてまとめた本です。スクリーンショットなどは多少古いバージョンのEvernoteが映っていたりするのですが、本質の部分はなにも変わっていませんのでそのままご利用いただけます。
一方で、この本の執筆時からさらにすすんだツールや変化した常識などもありますので、深めてゆく部分に関してはこのブログで紹介していければと思います。
たとえばクラウド上での一元管理を行うために本書ではMendeleyを紹介していて、それ自体はいまでも問題はないのですが、OS Xの Paperd も進歩が大きいのでその使い方はまとめたいですね。また、Adobe Creative Cloud のように、アプリケーション自体がクラウドを意識して作られるようなったのも見逃せません。
書店で見かけた際には、ぜひツイッターなどで教えていただければ嬉しいです。