横須賀市が3つの「ヨコスカGO」割引でPokémon GO集客へ
市長自らが「ヨコスカGO」宣言をして、イングレス、Pokémon GOのリアルワールドゲームの支援を打ち出した横須賀市が、矢継ぎ早にPokémon GOトレーナー向けの取り組みを発表しています。
無人島猿島「ヨコスカGO割」、ドブ板バザールdeポケモンGO、そして東京湾フェリーの「ヨコスカGO割」です。海のうえでポケモンゲットですと!?
Pokémon GO が楽しくなくなったら、遠くに行く口実にすればいい
実のところ、Pokémon GOのゲーム性はイングレスと違っていて、そこまで遠くを歩き回らずともプレイできるようになっています。これは子供などもプレイするので、あまり1人で遠くに行く仕様に最初からしておくのはまずいということもあるのだと思います。
しかし、いつも近くを歩いているだけでは、出会うことができるポケモンの種類が単調になって面白くなくなってくるというのもあります。
遠出をすると、違ったポケモンとも出会えますし、外出自体が楽しくなります。この二つのあいだには違いがなく、Pokémon GOを口実に外出して、外出自体が楽しいというのが本来ゲームに組み込まれた目的でもあるのです。
そこで東京都心からほどよい距離にあり、海との距離が近い横須賀は内陸のコンクリートジャングルでは出会えないポケモンと出会うためにかっこうの場所になるのです。
三つの「ヨコスカGO」割引
今回横須賀市が打ち出したのはちょっと背中を押されないとなかなか行かない場所ばかりです。
一つ目が、無人島猿島の「ヨコスカGO割」。11月中、レベル10以上のPokémon GOのプレイ画面をみせると、運賃が10%割引になります。1300円が1170円に(小学生650円が580円に。これは家族にも適用されるということかな?)。
別途入園料が15歳以上200円、小・中学生100円かかりますが、Pokémon GO割引を使ったぞというのがなんだか気持ちいい気がします。
二つ目が、11月5日と6日に行われる、ドブ板バザールにおける「ルアーモジュール」祭りです。
対象10箇所のポケストップでルアーモジュールが使用されるだけでなく、AR撮影したポケモンをみせると割引や特典がもらえるそうです。「#ドブイタGO』ハッシュタグを利用して投稿(これはツイッターということでいいのでしょうか?)された写真の中から、プレゼントの進呈もあるそうです。
最後に、久里浜・金谷を結び東京湾フェリーにおける「ヨコスカGO割」です。こちらは平成28年12月31日まで、レベル10以上のPokémon GOのプレイ画面をみせると1320円の料金が1130円になります。
しかもこのフェリー上では、携帯の電波がつながるために、「おこう」の効果でかなりの水系のポケモンと出会えることが確認されています。
実際に調べた様子がこちらになりますが、楽しそうですねこれ(笑)
もちろんPokémon GOのためにフェリーに乗るというよりも、三浦半島から房総半島一周のドライブにいくぞ! といった計画や、マザー牧場にいくついでにフェリーも体験してしまおう!といったように、旅を楽しくする一要素と思っていただくのがよいと思います。
いずれも、いままでちょっと遠いな、面倒だなと思っていた場所に行くためのきっかけです。旅もできるし、おいしいものも食べられるし、途中でPokémon GOもできるか…と心が揺らいだかたはぜひ。
行動をとってみた結果、その先に意外な出会いがあるかもしれないのですから。